◇え?”感性”って?そんなに大事なの?

こんにちは!”

miracle★kayokoこと

写真家kayoko★takahashiです。



昨日は、

沖縄本島『初のみぞれ』が降りました。



今日の沖縄本島は

気温8℃北西の風どんより曇り空です。

今も、北からの突風が吹き荒れています。



普段は温暖な気候の為、

充分な暖房器具を備えていません。

家の中が冷え冷え状態です。



さて。

急に思い出したことがあるので綴ってみます。

私が、

まだ写真を初めて2~3年の頃。



或る高額『写真セミナー』を受講しました。

その時の講師の方は、

大手有名企業のトップカメラマンとして

業界で大活躍の方でした。



或る時、

壁にぶつかり、

思い切って質問してみたのです。



photo:ウエルカムボード

サッと光が差しこみオブジェが輝いてました。

陽ざしに露出を合わせて周囲をわざと暗めにして、

被写体であるオブジェを浮きだたせました。

(F4.8・1/1250 かなり露出アンダーに撮りました)





具体的には、

カメラの『露出』や『色温度』のこと。

その頃所属していた結婚式場写真室の方に、

数字を一つ一つ指示され困惑しました。



当然のこと撮影する際には、

同じ場所でも、条件によって設定が変わるもの。



太陽がある無しの、

光の当たり具合で『露出』も

『色調』も変わるものです。



今なら理解出来ますが。

当時がデジタルカメラが出たばかり。

馴染みの無い撮影情報や

細かい数字がくっついています。




それでなくても、

数字に弱い私は理解に苦しみました。

そこで、

大ベテランの先生に尋ねることになりました。



先生曰く。

「その時、あなたが撮りたいと思う明るさが、
『適正露出』だよ」



暗い感じに撮りたかったら、

露出アンダ―気味に。

明るい印象だったら、

明るめのオーバー気味の露出に。



これにはホッと安心しました。


photo:リング

此方も、上から陽ざしが入りました。

光に露出を合わせ周囲が暗めになり、

とても幻想的な雰囲気になりました。

(F=5.6 1/250 露出アンダー気味)





今なら堂々と大きい声で言えます。

『自分の感性のまま』にシャッターを切る。

と、いうこと。



自分の感じるまま。

ありのまま。



先生のひと言に

救われたのは言うまでも有りません。

私はそれ依頼、自分の感じるままに

シャッターを切ってきました。


photo:リングの煌めき

ブーケのピンクのリボンに乗せて、

逆光の光を活かし、かなり露出オーバーに明るく撮りました。

(F=2.8 1/200 ISO感度200)


photo:光に輝くブーケ

普通に撮ったら逆光のシルエットになります。

わざと逆光の位置にブーケを置き、

かなり露出オーバーに明るく撮りました。

(F=5.2 1/250 ISO200)



『写真』とは『感性で撮る』もの。




今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

またこのブログでお会いしましょうね。






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