◇なぜ写真を撮っているの?はい。答えはただ一つ!”
こんにちは!
miracle★kayokoこと、
写真家kayoko★takahashiです。
今日の沖縄は、
南東の風1m、気温13℃、湿度50%。
寒からず暑からず静かな休日です。
photo:小春日和
南からの穏やかな風が流れています。
昨日よりだいぶ暖かくなりました。
今、
FM-wave『TOKYO DISTRIKTO』を聴いていました。
パーソナリティの秋元梢さんと
今日のゲストLIMI feuデザイナー<山本里美さん>のトーク。
歯切れの良い二人の会話を聞いていました。
日本人の良くも有り悪いところでもある、
流行りの同じファッションを身に付けた人が
通行人を観察すると1時間で数名を観た。
と言うおはなしから。
自分に似合うスタイルを良く知っていて、
自分らしく意志を持って生きる事が、
大事だという様な内容でした。
だいぶ勝手に色付けしましたが。
海外の方は、自分なりのお洒落を楽しんでいて、
身に付けたファッションに興味が行くというよりは、
お洋服のディテールからその人の『人と成り』を垣間見ることが出来ると
お話されていました。
まさに、そうですね。
身に付けるファッションはその人の一部でしかなく、
そのお洋服を身に付けるお人柄や生き様が感じられる、
そんな人と人のふれあいが楽しめるとイイですね。
ビジネスライクなお付き合いではなく、
人と人との関わりを持てたら
きっと想像を超える様な素晴らしい出会いに成りますね。
とかく日本人は、他の人と同じだと安心。
人と違うと『出る杭は打たれる』的な扱いを受ける。
そんな閉鎖的な風習がありますが。
これからは如何に自分らしさを貫くか!がテーマですね。
(勿論、一定のルールに従う事が前提ですが)
そこで、
ちょっと自分に置き換えてみました。
「何故、私は写真を撮るのか。」
答えはひとつ。
「写真が好き」だからです。
私にとって、
写真を撮ることは『自己表現』のひとつでもあります。
まるで白いスケッチブックに
パステルカラーの水彩画を描くように。
子供の頃から、
花や空の絵を描くのが大好きでした。
デッサンしてから淡い色で彩るのが
たまらなく好きでした。
実は、
私はお寺生まれ育ちました。
一般的な家庭の子供とは違う、
お寺の娘として幼少時代を過ごしました。
朝起きたら顔を洗い、先ず、
一日の始まりはお寺の本堂で合掌する事から。
本堂のお参りの後は本堂の玄関の掃き掃除です。
それからやっと朝ごはんです。
毎週末は、お寺の行事のご奉公(お手伝い)や
行事の前日は大掃除で大人に混ざって床や窓拭きに一生懸命でした。
また、遠方のお寺参りにも良く連れて行かれました。
今は殆ど奉公する事もありませんが、
身体にしっかり沁みついてます。
きっと今でも上手にお掃除が出来ると思います。
そうですね。小学校高学年や中学の頃、
その頃の流行りの遊びやボーリングは殆ど経験がありません。
テレビも観ないのでドラマや流行りの唄も知りませんでした。
これではお友達と話が噛み合いませんね。
幸か不幸か話が噛みあわないと思ったことは、
一度も有りませんでした。
他の家の事が気になることも有りませんでした。
子供ながらに此れが普通だと思っていたのかもしれません。
お寺の決まり事やしきたりの中で生活していました。
また、厳格な父の教えの元甘えや勝手は許されませんでした。
今思うと子供ながらに何と窮屈な世界だった事か。
夕食の時は当然ながら、
父の仏教の話を聞かされて食事をしていました。
朝目が覚めて夜眠りに付くまで
始終お寺の教えの元生活していました。
でも、そのお陰で、
色々と身に成った事があるのは否めません。
仏法や人としての志を叩きこまれ、
自然と身について仕舞ったようです。
これぞ、
まさに『門前の小僧』ですね。
お寺にお参りに来る方々は、
日常の悩みや困り事を抱えている方が多いです。
その方々に丁寧に教えを説き諭す父の姿を観てきました。
そんな父の姿をみて育った私は、
お節介にも困った人をみると放っておけません。
また人一倍感受性が強く感じる事も多く黙って居られない。
いまどき迷惑な世話焼きなタイプです。
現在写真を撮るのが大好きなのは、
こんな閉ざされた幼少時代の経験が影響し、
自分の好きなように自由に表現したい。
そんな心の顕れなのかもしれません。
そして、また、
写真を通じ人としての『心の在り方』なる物を
言わずにいられないのかも知れません。
はっと目を奪われる様な
綺麗な写真は世の中には沢山有ります。
テクニックやカメラの性能など、
様々な技法を駆使して美しい写真を撮ります。
絵的に綺麗な写真はそれなりに人の目を引くものですが、
カメラの機能や技術の前に心がどう在るかによって、
写真に映し出されるものが違うのは言うまでも有りません。
被写体に関わるひとの想いや、
撮る者の想いや感性、
様々な心が籠められて、
初めて写真に命が吹き込まれると感じます。
それこそが、
『生きた写真』です。
必ずや、観る人の心を魅了してやまない事でしょう。
今日は、冬型の気圧配置が緩んで、
太平洋側を中心に穏やかな天候の様ですね。
この後もごゆっくり春の気配を楽しんでお過ごしくださいね。
photo:緋寒桜
沖縄では日本一早い桜が咲きました。
まだまだ寒い日がありますが、
心がほっこりしますね。
今日も最後までお読みいただき有難う御座います。
またこのブログでお会いしましょうね。
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